仕事内容を教えてください。
入社当初は電話通信サービス課に配属され、成田空港内で提供されているAICS電話通信サービスという電話回線の受付および故障窓口業務を担当していました。その後希望していた通信ネットワーク課へ異動となり、成田空港内の情報通信ネットワークに関するシステムの維持管理や回線設定業務を担当しています。多岐にわたるシステムの管理・運用保守を通して、空港全体の安定した通信インフラの維持に尽力しています。ネットワークエンジニアを目指したきっかけは、入社前に参加したインターンシップで出会った先輩社員の姿です。知識と経験を活かして生き生きと働いている姿に強く惹かれ、「自分もこんなふうになりたい」と思い、情報通信の道を選びました。私は学生時代にネットワークなどの専門的な知識を学んでいたわけではありませんが、憧れが薄れることはなく、異動を希望し現在の部署で実務を通して少しずつ知識と経験を積んでいます。まだまだ学ぶことが多いですが、日々の業務を通して確実に成長を実感しており、この先も技術を深めていきたいと考えています。

今後のビジョンを教えてください。
ネットワークや通信インフラの運用保守に携わる中で、知識や経験の重要性を日々実感しています。今後も日々の業務一つ一つで得られる学びを大切にし、現場での対応力や技術力をさらに高め、より主体的に提案や改善を行えるエンジニアを目指していきたいと考えています。将来的には、ネットワークの知識に加えてセキュリティやクラウドといった周辺分野のスキルも身につけ、より多角的にインフラ全体を支えられる技術者になりたいです。現在、私の部署では女性の配属が少なく、「女性だから」といった理由で気を遣わせてしまう場面や、負担をかけてしまうことがあるのが事実です。しかし、だからこそ私自身が前線で活躍し、実績を積み重ねていくことで「女性でも活躍できる」「性別に関係なく信頼される」そんな風土を少しずつ広げていきたいと考えています。

入社の決め手は?
私が入社を決めた理由は、インターンシップに参加した際に自分のやりたいことが見つけられた会社だったからです。インフラという人々の生活や社会活動を支える基盤に関わりたいという想いもあったため、それを実現できるこの会社の業務内容や環境に大きな魅力を感じました。社員の方々の知識の深さや温かい人柄にも惹かれ、ここでなら実務を通してしっかりと技術を身につけ成長していけると思い入社を決めました。実際に入社してみると配属先の社員の皆さんはとても温かく、わからないことや困ったことがあれば丁寧に教えてくださり、しっかりと見守ってくれる安心感があります。専門的な知識や経験がまだ浅い私にとって、そうしたサポートのある環境は本当にありがたく落ち着いて仕事に取り組むことができています。また、プライベートでも食事に誘ってくださるなど、職場を越えた関係性が築けることが、とても嬉しく私の大きな支えになっています。

成田空港空港で働く魅力・やりがいは?
私が担当しているシステムの中に空港利用者向けの無料インターネット(Wi-Fi)があります。ターミナルで実際に多くの方がWi-Fiを利用しているのを目にしたときや、接続に困っている方をサポートできたときに、大きなやりがいを感じます。“通信”という目に見えないインフラでも、空港利用者の方々の安心と快適さに直接つながっていると実感できる瞬間です。通信環境は単なる技術の提供を超え、人と人をつなぐ大切な役割があります。これからも現場の声や利用者のニーズに寄り添いながら、より良い通信環境づくりに貢献していきたいと思っています。


とある一日のスケジュール
- time schedule
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- 9:00出社
- メールや障害情報をチェックします。
- 10:00ネットワークの稼働状況確認
- 監視ツールで空港内ネットワークの状態をチェック。異常がないかを確認します。
- 12:00昼食
- 13:00回線設定作業
- 新規設備やテナント向けの通信回線を設定。正確さが求められます。
- 14:00無線LAN電波調査
- 空港内のWi-Fiが安定して使えるよう、電波状況を確認・調整します。
- 16:00事務処理
- 作業記録や報告書をまとめ、翌日の準備を行います。
- 17:40退社